京都・宮津湾。
丹後の山々から流れ込む水と、日本海の潮が出会い、多彩な命を育む海。
一皿には、食材だけではなく、その土地の風景や、人の営みが重なっている。
本藤靖さん・脩太郎さん親子が守り育てる宮津湾の恵み。
その物語もまた、有希が届ける一皿の一部である。
育てて守る、という仕事
かつて豊かな魚介を育んだ宮津湾。
近年、乱獲や環境の変化により、宮津湾では魚介が育ちにくくなっている。
本藤さん親子が選んだのは、稚貝を保護し、身が最も大きくなる時期にだけ出荷する「育てて守る漁業」。
「50年前の海に完全に戻すのは難しいかもしれない。それでも30年後、50年後に、命を育む素敵な海として残していきたい。」
漁のたびに網へ掛かる海底のごみも、一つひとつ拾い上げ、港へ持ち帰っている。
未来へ残したいのは、魚だけではない。
命を育む宮津湾、そのものを次の世代へつないでいくこと。
それが、本藤さん親子の「育て守る漁業」である。
日本一のとり貝と、
一年でわずか一ヶ月の海
日本一と称される宮津湾の天然とり貝。
資源保護のため、漁が許されるのは7月のわずか一ヶ月ほど。
30分の漁で3〜5個ほどしか獲れない年も珍しくない。
一瞬しか出会えないからこそ、その価値は、尊い。
有希という名前には、「有=今ここに在ること」と、「希=ごくわずかな一瞬を慈しむ」という想いを込めている。
本藤さん親子が守り続ける天然とり貝もまた、その哲学を映し出す存在である。
そんなに言うならお前が船に乗れ
料理長・柴田絵人が本藤さんと築いた関係は、互いの仕事への敬意から生まれた。
「自分が締めた魚をお客様に提供したい」その思いから、魚の締め方や血抜きの技術を独学で学び、素材と向き合い続けてきた柴田。
やがて魚だけでなく、生産者の仕事や海そのものを知るため、自ら漁へ同行するようになった。
「産地まで来る料理人はいたが、漁に同行する料理人は見たことがない。」
本藤さんがそう語るほど、柴田の姿勢は特別なものだった。
東京へ拠点を移した今も、その関係は変わらない。
本藤さん親子が育み、守り続ける海の恵みを、有希は一皿に託して届けている。


泥さえも、資源になる
本藤さん親子の挑戦は、魚介にとどまらない。
「宮津湾の泥も地域の資源として活かしたい。」
靖さんのそんな思いと、自然由来の石けんメーカーとの出会いをきっかけに、脩太郎さんが取り組み始めたのが、宮津湾の海底の泥を原料にした「宮津の風景プレミアムソープ 海底クレイ」。
宮津湾を「食べる」だけで終わらせず、「触れて感じてもらう」ことで、その魅力を伝えたい。
海のすべてを、価値に変えていく。
それもまた、有希が大切にするMOTTAINAIのひとつのかたちである。
宮津の風景 CPソープ プレミアム<海>
ブランド名:SAPO JAPAN



テレビ出演のお知らせ
本藤さん親子と料理長・柴田絵人が、テレビ朝日「港時間」、日本テレビ「ウミコイ(ブルーカーボン)」に出演しました。
海と向き合う二代の仕事、そして料理人としての柴田の眼差しを、映像でもご覧ください。
テレビ朝日 港時間
日本テレビ ウミコイ(ブルーカーボン)
本藤さん親子が守り続ける宮津湾の恵みは、柴田の手を通して、有希の一皿に姿を変える。
生産者の想いを味わうひとときを、青山でお愉しみください。